白熱な戦い

2020-10-10

 

今月から、大田区にあるほしのこグループ事業所には空気清浄機を導入したり入室前に子どもたちへペダルを踏んで出てくるアルコール消毒の徹底をお声掛けしています。しかし、それでもコロナウイルス感染は職員の中で大きな問題として捉え日々の消毒・換気・児童及び職員の距離には十分注意し療育に励んでおります。

子どもたちも思うように遊びに行くことが難しい環境であったり、お休みの日もお出かけに行くことが難しい状況が続いています。そんな中、ほしのこ中央教室はソーシャルディスタンスを守りながら運動を交えた楽しめる遊びを提供し頭を使いながら取り組んでいます。

 

今回は、小学生の児童が繰り広げた白熱な戦いについてご紹介いたします。

<歩き鬼ごっこ>

活動を行うにあたって、職員がルール説明を行っています。難しそうなルールだと、子どもたちはつぶやきながら理解しようと視線を向けて聞いています。ルールを聞くことの重要性を伝えることで、より職員の言葉に耳と視線を向けることを習慣化し実生活に生かせるようにしています。

ルールもしっかり聞いて、いざ職員との対決が始まりです。

子どもたちは、「絶対先生には負けないぞ❕❕」と意気込みながら行っていました😊

なんと職員の手には爆弾を持っています。コーンとコーンの間に爆弾を置かれてしまうと、その道は使えなくなってしまうのです…。はじめは、爆弾を置かれたことで「どこに行けばいいかわからないー」と行動が止まってしまう姿や諦めてしまう場面も見られました。しかし、回数を重ねるたびに子どもたちもこの道を行けなければこっちへ行こうなど状況に応じた行動へ切り替えることができるようになってきました。また、慣れてくると同時に負けたくない気持ちがどんどん沸き上がりコーンにたどり着く前に曲がってしまうこともありました💦

さて、今度は職員とではなく子どもたち同士の戦いになります。勝負をしたい児童をそれぞれ選択し、鬼役は捕まえるために・逃げる役は捕まらないようにとお互い勝つために試行錯誤を繰り返していました。鬼役に多く見られたのは、捕まえることに夢中になってしまい爆弾を使わず時間になってしまう場面でした。時間になって「爆弾使わなかったー」と後悔する子どもたちでしたが、勝っても負けても楽しそうな笑顔を見せてくれていました😊

   

この運動の目的は、周囲の様子に目を配る・鬼役、逃げる役を目で追うビジョントレーニング・状況に応じて行動する力・自身が進む道の見通しを立てる力と複数のねらいが盛り込まれています。

楽しみながら必要な力を身に着けられるよう、充実した療育内容の提供を行っていきます。また、子どもたちが熱中し取り組むことで習得できる力は大きくなります。今後も子どもたちの成長につながる、楽しく頭と身体を使った運動と学習を一緒に取り組みましょう✨

 

 

 

 

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