秋から冬へと変わりゆくこの頃。
衣服をこまめに調節しながら、これから一段と寒くなる季節に負けず、元気いっぱい活動を楽しんでいきたいと思います。
コロナウイルス感染はいまだに減る様子はうかがえません。ほしのこ中央教室は引き続き、活動時も含むソーシャルディスタンスの促しや消毒、子どもたちが来ている間は空気清浄機の活用・いない間は窓を開けての喚起の徹底を行っています。
利用されている保護者の皆さま、普段よりコロナウイルス感染予防としてのご協力ありがとうございます。
今回は、小学生に向けた運動療育『グラグラキノコ運び』について紹介いたします。
この運動で身につく力は、棒を同じ高さで持つ支持力や棒の長さを考えカゴにボールを入れるための空間認知、ボールの動き・持つ場所・置く場所などの複数個所へ視線を向けるビジョントレーニングなどの要素を取り入れた運動となっています。
実は、日常生活の中で気にはしていないと思うのですが使っている力なんです!!
小学校に通う中でランドセルは必需品です。他にも様々な持ち物があるありますよね。
周囲にぶつからにように持ち歩くことは、こういった要素を取り入れた動きの一つです。
また、給食時に給食運びなども入ってくると思いますが、その動作も上記の要素を取り入れた動きになっています。
ルール説明として言葉で伝えられると普段より意識してしまいより難しくなるようで、棒の高さを維持することが難しい様子やボールがコーンから度々落ちる姿が見受けられました。
1回目は障害物を設けることなく、目的の場所まで運ぶルールで行いました。
初めは、何度も何度もボールが転がってしまい「なんでよー」と心が折れてしまいそうな場面も…。
ですが中央教室の子どもたちは、諦めず取り組みました。回数を重ねるたびに、児童一人一人できるようになってきている場面がある為フィードバックし自信につなげています。子どもたちも「僕は、さっきより落とさなくなった」や「さっきより早く着いた」など自分たちの成功した場面を見つけ発信する姿へと変化しています。
慣れてきたらレベルアップ!!
障害物をまたぐなど児童の様子に合わせて新しい課題を追加。
より集中しなければならない箇所が増えましたが、それ以上に子どもたちの集中する力はすごかった😲
1回目に比べ習得するスピードが速かったのです。
子どもたちは待ち時間に、他の子どもたちの姿(取り組み方)を見て学んでいたのではないでしょうか。
日常生活の中で何気なく行っている動作には、様々な認知必要です。
動作一つ一つに関しても、子どもたちそれぞれの得意な部分と苦手な部分の相互を使って日ごろの療育を楽しみながら力へと変えていければと思います😊