現在中央教室が力を入れようとしているのはプログラミング学習です。
小学校でもプログラミング教育の必修化が話題になりました。
なぜこのプログラミング教育が必修化になったのか、その背景には
AIやICTの普及によるコンピューター社会の進展。
社会のグローバル化など様々な要因があります。
プログラミング教育とは掘り下げていくと、「論理的に考えそれを伝えること」とされています。
中央教室では特にこの「論理的に考える」の部分を今意識して運動や様々な活動に取り入れています。
中央教室で行った運動を紹介したいと思います。
この活動は置いてある大中小のフープに先に入った方が勝ちになります。
どのフープに入るのかは指導員の持つホワイトボードの計算をしてから判断しなければなりません。
計算した答えが
「1・4・7」だった場合は小さいフープ。
「2・5・8」だった場合は中ぐらいのフープ。
「3・6・9・0」だった場合は大きいフープ。
これがルールになっています。
計算が苦手な児童は、指を使って計算したり、サクランボ計算をしていたりと工夫している様子が見受けられました。
計算の結果からどこに行かなければならないのか。〇〇だから△△をしなければならない。
この考え方がプログラミング(論理的に考える)です。
初めはどこに行けばよいのかわからず指導員に助けを求める児童もいましたが、繰り返し行うことで
最後には全員クリアすることができました。
このプログラミンは日常の生活の中にも隠れています。
例えば、朝8時20分に家を出て学校に向かわなければならないとき、10分には歯磨きを済ませて、15分には着替えてなど、見通しを持って行動しなければなりません。
これもプログラミングです。
小学校でも休み時間の間にトイレに行ったり、次の時間が体育であれば体育着に着替えて校庭に集合したりと、いろいろな場面で見通しを持つ必要が出てきます。
これからも子どもたちの自立に向けて、論理的に考える活動を取り入れていきたいと思います。