クリスマスも過ぎ、年末もすぐそこに迫ってまいりました。
中央教室の放デイでは、23~25日の三日間、
クリスマスお楽しみ会を開催いたしました。
クリスマスにちなんだ運動療育や制作はもちろん、
プレゼント選びの順番を決める活動を日替わりで行いました。
1日目の学習特化の曜日は『サンタからの挑戦状』として、頭を使う問題に挑みました。
提示されたヒントなどから今分かっている情報を整理し、図で表してみるなど、問題に対する考え方・取り組み方についても工夫しながら取り組んでいます。
問題をクリアした後は順番に、自分の欲しいものがどこに繋がっているのか、
床に張り巡らされたテープよく見て選ぶこともビジョントレーニングとして取り入れています。
2日目は『フープ取りゲーム』として、椅子取りゲームの要領で音楽が止まるのに合わせてフープに入るゲームを行いました。
音への注意力、瞬発力、さらにはお友達と自分の位置を把握しながら、動いていくことも求められます。また、このゲームでは他の子が同じフープを狙っているのをよく見て、譲ってあげるなど、子どもの思いやりが発揮される場面もありました。
3日目は『ビンゴゲーム』 を行いました。
自分たちが使うビンゴカードを作成することから始めました。
一年生は定規を使いなれていないこともあり、4×4のマスを作るのに「5マスになっちゃったよ」「線がぐにゃぐにゃになっちゃったよ」と援助を求める声も聞こえてきましたが、ツール(定規)の使い方を伝えていくことで少しずつコツを掴んでいきました。
数字については、こちらもビジョントレーニングの要素を取り入れ、ホワイトボードにランダムに書かれた数字を好きな場所に入れていきます。ない数字や、同じ数字を書いてしまわないように注意して取り組みました。
また、ビンゴゲーム本番では、子どもたちがくじを引き、自分の引いた数字を発表する形をとっています。
盛り上がりながらも、お友達の声によく耳を傾け、自分のビンゴカードにその数字があるのか探しだしていました。
自分で作ったビンゴカードでビンゴした時の喜びはやはり大きいようで、大きな声で「ビンゴ!!」と叫んでいました。
最後は子どもたち全員笑顔いっぱいでクリスマスお楽しみ会は幕を閉じました。
(プレゼントの中身についてはぜひ子どもたちに聞いてください😊)
新型コロナウイルス流行の影響により子ども達が季節のイベントに触れる機会についても制限されるご時世ではございますが、中央教室では、日々の療育はもちろんのこと、季節のイベントを知り、楽しみながら成長できる機会を設けてまいります。