発表生き物クイズをご紹介致します。
クイズのお題は、「三文字の生き物」と「二文字の生き物」です。
このクイズでは、記憶を思い出す「想起力」を養うために行いました。
児童たちは、「イルカ」「キリン」「カメ」「カニ」など多くの生き物を白紙に記入してくれました。
ここで見つかった課題は白紙の使い方です。文字を大きく書きすぎて何回も新しい紙を要求する児童が見受けられました。
その為、「この大きさで書いたら、一枚で書けそうかな」と想像しながら書けるように、白紙に記入する練習も行っています。
最後に発表を行いました!!
この発表では、人前で話す自信や自分の発言が称賛される成功体験を獲得できるように行いました。大きな声で発表する児童と発表に時間がかかる児童の様子がありました。また他の児童の発表を拍手という形で称賛している児童の様子が見受けられました。今後も発表を行うことにより、人前で話す成功体験を積み、徐々に自信をつけていけるようにしていきます。
大勢の前でなくても構いません。ご家庭でも質疑応答のやり取りを行い、自分の意見を他者に話す自信をつけ、発表に対する苦手意識を一緒に取り除いていけたらと思います。
みなさんこんにちは😄
暑い日々が続いておりますので、こまめに水分補給や休息をしながら熱中症にならないよう注意していきましょう❢
さて、今回は「形伝言ゲーム」をご紹介します。
「形伝言ゲーム」
*用意する物
・紙やホワイトボードなどに線を引き、9~12マス程作る
・1マスに1つの形を書く
・各チームに配布する紙(お題と同様にマスの線を引いたもの)
*ルール
①3~4人のチームを作る
②チーム内で形を見に行く人と、書く人を決める
③代表者1名がお題の形を見に行き、見た形や場所をチームの人に伝える
④伝え役の人が1周するまでに、お題と一致するように形を書き、答え合わせ
「形を伝えるときに指は使わない」というルールを設け、言葉で伝える練習をしました。
児童たちはどのように形を伝えるか苦戦しているようでしたが、相手に伝えようと一生懸命考え、言葉を選んで使用することもできました👏
代表で形を見る際は、無言になり集中して1つを確実に覚えていく児童もいれば、「右は四角、真ん中は丸…」などと口に出しながらできるだけたくさん覚えようとする児童もおり、「暗記する」といっても、様々な方法があるということを児童と一緒に確認することもできました!
また同じチームのお友達と「僕はこっちを見るから、こっちをお願い!」や「ありがとう!わかったよ!」など声を掛け合いながら、協力して取り組むこともできました。
この活動では言葉で自身の考えなどを伝える練習や、チームを作って行うことで協調性や、形を短時間で見て覚えるワーキングメモリの向上を目的として行いました。
インプット(見る)とアウトプット(話す)のように、同一の活動の中で多くのタスクを与えることで、児童の脳をどんどん刺激していきます❕
だるまさんが転んだを2人でチームとなり、行いました。
この活動の目的は、2人で1つのフープを離してはいけないことや障害物に乗る動作などを2人で行うことにより多くの声掛けが必要になる為コミュニケーション能力の向上や、平均台に乗る動作などでバランス力の強化を目的として行いました。バランス力の強化の目的としては児童の転倒防止があります。転倒時、地面に手をついた際体を支えられなければ顔を地面にぶつけてしまいます。その際に必要な(体を支える)支持力の向上も多く療育に取り入れていきます。
子ども達の様子は、最初は声をかけれず1人で進んでフープを離してしまったりして苦戦する姿がありました。2回目以降は、「せーの」「止まって」「乗るね」など声をかけている児童と声をかけれなかった児童に分かれていました。活動終了時に「どうやったら2人で進みやすいと思う」と振り返りを行った際に、「声をかけて進む」と答えた児童もいました。
今後もコミュニケーションが上手に取れなかった児童には継続して行い、上手に取れた児童に対してはもっと上手になる為、相手の表情や状況を把握することができるような活動も取り入れていきます。